「4代目として、スタイルブレッドの想い」
大正時代から続くパン屋の4代目として、物心ついた時から身の回りにはパン、パン、パン、パンが溢れていました。わたしにとってパンは別に特別の存在じゃない、空気よりも自然。だけどまだ小さい子供の時から、うちはパン屋で、パンを売って生活してるんだ、うちはパンでいきてるんだ、なんてことをよく思っていました。親父にはよく、[大きくなってもパン屋、やらなくていいぞ、」 [好きなことやれ]「お父さんはパンが好きだからやってるけど、パン作りは大変だし、お客さんからは汗以上のお金、もらえないからな」そんなことをいつも言われていました。
今、こうして親父の後を継いで、パン屋の4代目になり気が付くことは、やっぱり私もパンが好きだし、わたしの息子がもうちょっと大きくなったら、私も親父と同じことを言うのかなぁ?。おいしいパンが作りたい。食べ物も、食べ物以外でも、モノを作っている人ってみな同じことを考えている。人によってその想いが強かったり、弱かったり、想いが変化球になったりする。パン屋を長くやっていると、自分では美味しいと思っても、お客さんに人気が無かったり、「お客さんの為においしいパンを作るぞ」と思っていたのか、自分の為にパンをつくっていたのかわからなくなる。
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